最大3ヶ月待ち!?ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 」を分かりやすく解説
「MOMENTUM True Wireless 」はドイツの音響機器メーカー「SENNHEISER」が”10年ぶり”に出したSENNHEISER初のBluetooth完全ワイヤレスイヤホンで、2018年12月20日に発売されました。
SENNHEISERについて詳しく知りたい方はウィキペディア(Wikipedia)をご覧ください。
ゼンハイザー有限合資会社(Sennheiser electronic GmbH & Co. KG)は、ドイツの音響機器メーカーである。特に、ヘッドフォン及びマイクロフォンなどが有名であり、音楽制作現場や映画制作現場などのプロフェッショナル用途にも多く用いられている。
今回は「完全ワイヤレスイヤホン」と普通のワイヤレスイヤホンとの違いについて、それらのメリットとデメリット、「MOMENTUM True Wireless 」についてご紹介していきます。
「完全ワイヤレスイヤホン」と「普通のワイヤレスイヤホン」との違い
完全ワイヤレスとは
左右のイヤホンが完全に独立したBluetoothワイヤレスイヤホンのことで代表的な例で言うと2016年に発売された AirPods(エアーポッズ、エアポッド)などのイヤホンが有名です。
信号をやり取りしているワイヤー(電線)が完全にレス(無い)状態のイヤホンですね。
AirPodsが発売される前は以下のようなイヤホンが主流でした。
このような、左右のイヤホンが線でつながっているイヤホンを「左右一体型」ワイヤレスイヤホンと言います。
ワイヤーが一応、つながっているので完全なワイヤレスとはなりませんね。
簡単に説明してみる
完全ワイヤレス型:
Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2016/12/14
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (4件) を見る
信号をやり取りしているワイヤー(電線)が完全にレス(無い)状態のイヤホンです。
左右一体型:
左右のイヤホンがワイヤーでつながれている状態のイヤホンです。
「完全ワイヤレスイヤホン」と「左右一体型ワイヤレスイヤホン」のメリットとデメリット
完全ワイヤレスイヤホンのメリット
- ケースに入れるだけで充電される
収納ケースが充電器となっており、ケース自体にバッテリーが入っているため外出中に充電が切れてもケースに入れておくだけで充電されます。
そのためイヤホン単体では、最大2時間稼働でもケースを含めると10時間ぐらい使用でき、長い時間イヤホンを使うことができます。
基本的に左右一体型ワイヤレスイヤホンはUSBケーブルで充電し外出時の場合スマホ用のモバイルバッテリーなどで充電します。
アンドロイドなら持っていくケーブルがMicro USB 一つだけですがiPhoneの場合ではMicro USB とLightning ケーブルの二つをもっていかなくてはいけません。
- ケーブルがないので邪魔にならない
完全ワイヤレスなのでケーブルがありません!そのため耳回り・首回りがすっきりします、イヤホンのうっとおしい感覚がないので開放的な気分になります。
- 個人差がありますがシンプルでスタイリッシュ
完全ワイヤレスイヤホンのデメリット
- 失くしやすい
私自身は失くしたことがありませんが完全ワイヤレスイヤホンについて調べてみると失くしたという声をちらほら聞きます。電車などで失くされている方が多いので人ごみの中などでは注意しましょう。
左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリット
- 外出の際に持っていく荷物が完全ワイヤレスイヤホンより少ない。
完全ワイヤレスイヤホンはセットでケースを持ち運びますが、左右一体型ワイヤレスイヤホンでは単体で持っていきます。
- 失くしにくい
外出時は基本的に首にかけておくので失くしにくいです。
左右一体型ワイヤレスイヤホンのデメリット
- ケーブルがつながっている
これはメリットでもありますが、ケーブルが絡まったり断線の元となります。
それでは本題にまいりましょう!
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 」についてご紹介します。
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 」
【レビュー】最大3ヶ月待ちだと…?SENNHEISERの完全ワイヤレスイヤホンMOMENTUM True Wireless
「MOMENTUM True Wireless 」はSENNHEISERが”10年ぶり”に出したSENNHEISER初の「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン」で、2018年12月20日に発売されました。
SENNHEISERは2008年に「MX W1」という6万円前後の高価な完全ワイヤレスイヤホンを販売していますが、「MX W1」はBluetoothではなく「Kleer」という無線音声伝送方式を採用した完全ワイヤレスイヤホンでSENNHEISERがBluetooth「完全ワイヤレスイヤホン」を発売するのは初となります。
そのため、大きな盛り上がりを見せ、発売日当日は初回入荷分がどのお店でも即完売し最大3ヶ月待ちとなりました。
お値段は 34,968 円と「完全ワイヤレスイヤホン」の中では高級機の部類になります。
スペック
- Bluetooth 5.0対応
5.0はバージョンのことで以前のバージョンである4.2との最も大きな違いは通信範囲と転送速度となります。
- 合計約12時間の音楽再生(本体のみ4時間)
- タッチコントロールで音楽、電話、音声アシスタントを操作可能
- 本体重量:約13.2g
- 対応コーデック:SBC,apt-X,apt-X LL,AAC
- メーカー保証2年間
コーデックとは
音声データを転送する「A2DP」(Advanced Audio Distribution Profile)という規格の圧縮フォーマットで「MOMENTUM True Wireless 」が対応しているのが「SBC」、「apt-X」、「apt-X LL」、「AAC」というコーデックになります。
簡単に各コーデックについて説明していきます。
SBC
A2DPの基本コーデックで「音質は二の次で、とにかく安定して音が鳴ること」という接続性が優先された設計となっており音楽を楽しむために用意されたコーデックではない。
apt-X
高音質・低遅延コーデックで遅延の少なさが売り。
音ズレなどが気になる動画や「音ゲー」などに合っているコーデック。
apt-X LL
apt-Xをさらに低遅延化した超低遅延コーデックでまったくと言っていいほど遅延を感じないコーデック。
非常に有名なコーデックでMP3よりさらに高音質でありiTunes Storeで購入した楽曲はAACで圧縮されている。iTunesから取り込んだ曲もAACで圧縮されています。
イヤホンタッチパネル
イヤホンの部分がタッチパネルとなっており直感的な操作が可能となっています。
アプリでイコライザーをいじったり、設定をパーソナル化できる
イヤホンのバッテリー残量を左右個別に見たり外の音の調整やグラフィックイコライザーで感覚的に制御、カスタマイズすることができます。
基本的なスペック紹介は終了します。
最大再生時間は従来の完全ワイヤレスイヤホンの中でも高水準でコーデックも多く対応しておりいいイヤホンですね。
ケース
ケースの充電はUSB-Cでケースの裏側についています。
ケース出し入れによるオートペアリングはON/OFF切り替えが設定可能で細かい部分もしっかり作りこんでいます。
付属品
- USBチャージングケース
- USBチャージングケーブル
- イヤーピース(XS,S,M,L)
紹介した商品
ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
動画ではダイナミックな音質で男性ボーカルのロックと相性がいいとレビューされています。
その他、「MOMENTUM True Wireless 」に合うと思った曲もご紹介されていますので「MOMENTUM True Wireless 」をもっと知りたいと思った方は動画をぜひご覧ください。
いかがでしたか?
わかりにくかった点や間違っている点・追記してほしいことがあったらコメント欄にお書きください。
以上で「ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 」を分かりやすく解説」を終了します。